シネマ感覚思考 / cinema-feel-think

1つの記事内に基本、映画紹介パートと、ネタバレありパートに分けて記載しています。お見知り置きくださいませ。



第72回 英国アカデミー賞(2019)

 

 

  イギリスにおけるアカデミー賞、BAFTAの授賞式が2月10日(日本時間)に行われました。BAFTAノミネート作品と受賞作品を書き綴りましたので、以下からどうぞ。日本での公開日順に並べた作品リストも載せています。

 

 

 

 

 

英国アカデミー(BAFTA)賞とは


  イギリスの映画関係者が参加する、英国映画テレビ芸術アカデミー(British Academy of Film and Television Arts 略してBAFTA)の会員が投票し、授与する賞。映画以外に、テレビ、ゲームについてもアワードが設けられ、賞が授与されています。


 

 

 

英国アカデミー賞2019作品リスト

日本での公開日順です。

✳︎◯内の数字は受賞の数、()内の数字はノミネーションの数

 

①     『ブラックパンサー』
         『レディ・プレイヤー1』
         『アベンジャーズ
             /インフィニティ・ウォー』
     (2)『犬ヶ島』
         『万引き家族』
         『インクレディブル・ファミリー』
         『ミッション:インポッシブル
              /フォールアウト』
         『クワイエット・プレイス』
         『バスターのバラード』Netflix
② (7)『ボヘミアン・ラプソディ』
     (2)『ファンタスティック・ビースト
             と黒い魔法使いの誕生』
④ (7)『ROMA/ローマ』Netflix 感想記事
① (7)『アリー/スター誕生』
        『天才作家の妻 40年目の真実』
     (3)『メリー・ポピンズ リターンズ』
     (7)『ファースト・マン』
⑦  (12)『女王陛下のお気に入り』 感想記事
     (2)『ビール・ストリートの恋人たち』
① (4)『グリーンブック』

①『スパイダーマン: スパイダーバース』感想記事

(3)『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
① (5)『ブラック・クランズマン』感想記事&映画に纏わる論
① (6)『バイス』
     (2)『マックィーン:モードの反逆児』

         『ビューティフル・ボーイ』
     (3)『僕たちのラストステージ』
         『RBG 最強の85歳』


         『ビューティフル・デイ』6/1公開

     (4)『COLD WAR あの歌、2つの心』6/28公開

①     『Free Solo(原題)』9/6公開

         『カペナウム(原題)』2019年公開

         『まったく同じ3人の他人』

            ⇧東京国際映画祭2018で上映

      (3)『ある女流作家の罪と罰』7/3DVD

          『ロスト・マネー 偽りの報酬』7/19DVDスルー
① (2)『Beast』(原題)
         『Dogman』(原題)
        『They Shall Not Grow Old』(原題

 

以下、短編作品です。
         『I’M OK』(原題)

         『MARFA』(原題)

①     『ROUGHHOUSE』(原題)

①     『73 COWS』(原題)
         『BACHELOR, 38』(原題)
         『THE BLUE DOOR』(原題)

         『THE FIELD』(原題)
         『WALE』(原題)
         『APOSTASY』(原題)
         『A CAMBODIAN SPRING』(原題
         『PILI』(原題)
         『RAY & LIZ』(原題)

 

 


それでは部門別、作品賞からどうぞ!

 

 

 


「作品賞」

Best Film
『ROMA/ローマ』感想記事

 

以下、ノミネートされた作品。
『アリー/スター誕生』
『女王陛下のお気に入り』 感想記事
『グリーンブック』
『ブラック・クランズマン』
   感想記事&映画に纏わる論

 

「英国作品賞」

Outstanding British Film
『女王陛下のお気に入り』 感想記事

 

以下、ノミネートされた作品。

『ボヘミアン・ラプソディ』
『マックィーン:モードの反逆児』
『僕たちのラストステージ』4/19公開
『ビューティフル・デイ』6/1公開
『Beast』(原題)

 

 

「監督賞」

Director
"アルフォンソ・キュアロン"
  『ROMA/ローマ』 感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・ブラッドリー・クーパー
  『アリー/スター誕生』
・ヨルゴス・ランティモス
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事
・スパイク・リー
  『ブラック・クランズマン』感想記事&映画に纏わる論
・パベウ・パブリコフスキ
  『COLD WAR あの歌、2つの心』6/28公開

 

 

「外国語映画賞」

Film Not in the English Language

『ROMA/ローマ』

メキシコ 感想記事

 

以下、ノミネートされた作品。
『万引き家族』:日本
『COLD WAR あの歌、2つの心』:ポーランド・イギリス・フランス 6/28公開

『カペナウム(原題)』:レバノン 2019年公開
『Dogman』(原題):イタリア・フランス

 

 

「主演女性役者賞」

Leading Actoress

"オリビア・コールマン"
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・レディー・ガガ
  『アリー/ スター誕生』
・グレン・クローズ
  『天才作家の妻 40年目の真実』
・メリッサ・マッカーシー
  『ある女流作家の罪と罰』7/3DVDスルー

・ビオラ・デイビス
  『ロスト・マネー 偽りの報酬』7/19DVDスルー

 

 

「主演男性役者賞」

Leading Actor
"ラミ・マレック"
  『ボヘミアン・ラプソディ』

 

以下、ノミネートされた方々。
・ブラッドリー・クーパー
  『アリー/ スター誕生』
・ビゴ・モーテンセン
  『グリーンブック』
・クリスチャン・ベール
  『バイス』
・スティーブ・クーガン
  『僕たちのラストステージ』

 

 

「助演女性役者賞」

Supporting Actoress

"レイチェル・ワイズ"
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・クレア・フォイ
  『ファースト・マン』
・エマ・ストーン
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事
・マーゴット・ロビー
  『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
・エイミー・アダムス
  『バイス』

 

 

「助演男性役者賞」

Supporting Actor
"マハーシャラ・アリ"
  『グリーンブック』

 

以下、ノミネートされた方々。
・アダム・ドライバー
  『ブラック・クランズマン』感想記事&映画に纏わる論
・サム・ロックウェル
  『バイス』
・ティモシー・シャラメ
  『ビューティフル・ボーイ』
・リチャード・E・グラント
  『ある女流作家の罪と罰』7/3DVDスルー

 

 

「オリジナル脚本賞」

Original Screenplay

"デボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラ"
  『女王陛下のお気に入り』感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・アルフォンソ・キュアロン
  『ROMA/ローマ』 感想記事
・ニック・ヴァレロンガ&ブライアン・クリー&ピーター・ファレリー
  『グリーンブック』
・アダム・マッケイ
  『バイス』
・パベウ・パブリコフスキ &ヤヌシュ・グロワツキ
  『COLD WAR あの歌、2つの心』6/28公開

 

 

「脚色賞」

Adapted Screenplay

"スパイク・リー&デビッド・ラビノウィッツ&チャーリー・ワクテル&ケビン・ウィルモット"
  『ブラック・クランズマン』
     感想記事&映画に纏わる論

 

以下、ノミネートされた方々。
・ブラッドリー・クーパー&ウィル・フェッターズ&エリック・ロス
  『アリー/ スター誕生』
・ジョシュ・シンガー
  『ファースト・マン』
・バリー・ジェンキンズ
  『ビール・ストリートの恋人たち』
・ニコル・ホロフセナー&ジェフ・ウィッティ
  『ある女流作家の罪と罰』7/3DVDスルー

 

 

「音響賞」

Sound

"ジョン・カサリ&ティム・カバガン&ニーナ・ハートストーン&ポール・マッセイ&ジョン・ワーハースト"
  『ボヘミアン・ラプソディ』

 

以下、ノミネートされた方々。
・ギルバート・レイク&ジェイムズ・H・メイザー&クリス・ムンロー&マイク・プレスウッド・スミス
  『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
・エリク・アーダール&ミカエル・バロスキー&ブランドン・プロクター&イーサン・ヴァン・ダ・リン
  『クワイエット・プレイス』
・スティーブ・モロウ&サロン・ロバート・マーレイ&ジェイソン・ルーダー&トム・オザニッチ&ディーン・ズパンシック
  『アリー/ スター誕生』
・メアリー・H・エリス&ミルドレッド・ラトロウ・モーガン&アイリン・リー&フランク・A・モンタノ&ジョン・テイラー
  『ファースト・マン』

 

 

「作曲賞」

Original Music

"ブラッドリー・クーパー&レディ・ガガ&ルーカス・ネルソン"
  『アリー/ スター誕生』

 

以下、ノミネートされた方々。
・アレクサンドル・デスプラ&マーク・シェイマン
  『犬ヶ島』
・マーク・シェイマン
  『メリー・ポピンズ リターンズ』
・ニコラス・ブリテル
  『ビール・ストリートの恋人たち』
・テレンス・ブランチャード
  『ブラック・クランズマン』
    感想記事&映画に纏わる論

 

「撮影賞」

Cinematography

"アルフォンソ・キュアロン"
  『ROMA/ローマ』 感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・ニュートン・トーマス・シーゲル
  『ボヘミアン・ラプソディ』
・リヌス・サンドグレン
  『ファースト・マン』
・ロビー・ライアン
  『女王陛下のお気に入り』感想記事
・Łukasz Żal
  『COLD WAR あの歌、2つの心』6/28公開

 

 

「編集賞」

Editing

"ハンク・コーウィン"
  『バイス』

 

以下、ノミネートされた方々。
・ジョン・オットマン
  『ボヘミアン・ラプソディ』
・アルフォンソ・キュアロン&アダム・ガフ
  『ROMA/ローマ』 感想記事
・トム・クロス
  『ファースト・マン』
・ヨルゴス・モブロプサリディス
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事

 

 

「美術賞」

Production Design

"フィオナ・クロンビー&アリス・フェルトン"
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・エウヘニオ・カバレロ&バーバラ・エンリケ
  『ROMA/ローマ』  感想記事
・スチュアート・クレイグ&アンナ・ピノック
  『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
・ジョン・マイヤー&ゴードン・シム
  『メリー・ポピンズ リターンズ』
・ネイサン・クロウリー&カシー・ルーカス
  『ファースト・マン』

 

「衣装デザイン賞」

Costume Design

"サンディ・パウエル"
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・ジュリアン・デイ
  『ボヘミアン・ラプソディ』
・サンディ・パウエル
  『メリー・ポピンズ リターンズ』
・アレクサンドラ・バーン
  『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
・メアリー・ゾフレス
  『バスターのバラード』

 

 

「メイクアップ&ヘア賞」

Make Up & Hair

"ナディア・ステーシー"
  『女王陛下のお気に入り』 感想記事

 

以下、ノミネートされた方々。
・マーク・クーリエ&ジャン・シーウェル
  『ボヘミアン・ラプソディ』
・ジェニー・シコーレ
  『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
・マーク・クーリエ&ジェレミー・ウッドヘッド
  『僕たちのラストステージ』
・Nominees TBC
  『バイス』

 

 

「視覚効果賞」

Special Visual Effects

『ブラックパンサー』
    Geoffrey Baumann, Jesse James Chisholm, Craig Hammack, Dan Sudick

 

以下、ノミネートされた作品。
『レディ・プレイヤー1』
    Matthew E. Butler, Grady Cofer, Roger Guyett, David Shirk
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
    Dan DeLeeuw, Russell Earl, Kelly Port, Dan Sudick
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
    Tim Burke, Andy Kind, Christian Manz, David Watkins
『ファースト・マン』2/8公開
    Ian Hunter, Paul Lambert, Tristan Myles, J.D. Schwalm

 

 

「ドキュメンタリー賞」

Documentary

『Free Solo(原題)』9/6公開

 

以下、ノミネートされた作品。
『マックィーン:モードの反逆児』

『RBG 最強の85歳』5/10公開
『まったく同じ3人の他人』

   ✳︎⇧東京国際映画祭2018で上映
『They Shall Not Grow Old』(原題)

 

 

「アニメ映画賞」

Animated Film

『スパイダーマン: スパイダーバース』感想記事

 

以下、ノミネートされた作品。
『犬ヶ島』
『インクレディブル・ファミリー』

 

 

「英国短編アニメ賞」

British Short Animation

『ROUGHHOUSE』(原題)
   Jonathan Hodgson, Richard Van Den Boom

 

以下、ノミネートされた作品。
『I’M OK』(原題)
   Elizabeth Hobbs, Abigail Addison, Jelena Popović
『MARFA』(原題)
   Greg McLeod, Myles McLeod

 

「英国短編作品賞」

British Short Film

『73 COWS』(原題)
   Alex Lockwood

 

以下、ノミネートされた作品。
『BACHELOR, 38』(原題)
   Angela Clarke
『THE BLUE DOOR』(原題)
   Ben Clark, Megan Pugh, Paul Taylor
『THE FIELD』(原題)
   Sandhya Suri, Thomas Bidegain, Balthazar de Ganay
『WALE』(原題)
   Barnaby Blackburn, Sophie Alexander, Catherine Slater, Edward Speleers

 

 

「英国新人賞」

Outstanding Debut by a British Writer, Director or Producer

この賞は、会員の投票ではなく、審査員によって決められる。

『Beast』(原題)
   Michael Pearce (Writer/Director), Lauren Dark (Producer)

 

以下、ノミネートされた作品。
『APOSTASY』(原題)
   Daniel Kokotajlo (Writer/Director)
『A CAMBODIAN SPRING』(原題)
   Chris Kelly (Writer/Director/Producer)
『PILI』(原題)
   Leanne Welham (Writer/Director), Sophie Harman (Producer)
『RAY & LIZ』(原題)
   Richard Billingham (Writer/Director), Jacqui Davies (Producer)

 

 

「英国ライジングスター賞」

EE Rising Star Award

"LETITIA WRIGHT"

出演:『ブラックパンサー』など

 

以下、ノミネートされた方々。
・BARRY KEOGHAN
・CYNTHIA ERIVO
・JESSIE BUCKLEY
・LAKEITH STANFIELD

この賞は、一般の投票で受賞者が決まる。

 

 

 

 

 

 感想

  大方予想通りで、『女王陛下のお気に入り』と『ROMA/ローマ』が競り合った形になりましたね。少々意外だったのは、他にも有力候補である『グリーンブック』、『ブラック・クランズマン』、『バイス』がそれぞれ1部門の受賞に留まった事でしょうか。また、助演は『女王陛下のお気に入り』からエマ・ストーンとレイチェル・ワイズがノミネートされてたわけですが、レイチェル・ワイズ受賞となりましたね。作品内の2人は、どちらが獲ってもおかしくない演技合戦でした。

 



 

 

 

 

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