シネマ感覚思考 / cinema-feel-think

1つの記事内に基本、映画紹介パートと、ネタバレありパートに分けて記載しています。お見知り置きくださいませ。



ブログOPEN記念!!! シネマ感覚思考的、第31回東京国際映画祭コンペティション部門アワード発表!!

 

 

 

 

 

シネマ感覚思考と申します。

このブログは映画に纏わる事を書き綴るブログです。

 

OPEN記念としまして、

先日開催された、第31回東京国際映画祭コンペティション部門の作品から、

シネマ感覚思考が選定したアワードを発表したいと思います!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シネマ感覚思考的、31回東京国際映画祭コンペティション部門アワード

 

 

 

それでは行きます!!

 

 

 

 

 

 

"グランプリ" 

『堕ちた希望』!!!!!

(The Vice of Hope)

 

映画感想:『堕ちた希望』 - シネマ感覚思考

 

 

 

 

 

"監督賞" 

『堕ちた希望』より

エドアルド・デ・アンジェリス監督!!!!!

(Edoardo De Angelis)

 

 

 

 

 

 

"主演役者賞" 

『堕ちた希望』より、マリア役

ピーナ・トゥルコさん!!!!!

(Pina Turco)

 

 

 

 

 

"助演役者賞" 

『大いなる闇の日々』より、巡業セールスマン役

コディ・フェルンさん!!!!

(Cody Fern)

 

映画感想:『大いなる闇の日々』 - シネマ感覚思考

 

 

 

 

"芸術賞" 

『ホワイト・クロウ(原題)』!!!!

(The White Crow)

 

映画感想:『ホワイト・クロウ(原題)』 - シネマ感覚思考

 

 

 

 

"脚本賞"

『氷の季節」!!!!

(Before the Frost Før frosten])

 

映画感想:『氷の季節』 - シネマ感覚思考

 

 

 

 

 

以上が、シネマ感覚思考的アワードになります。

  コンペティション部門に出品された全16作品が対象のはずなんですが、申し訳ない事に『シレンズ・コール』を冒頭10分ほど見逃してしまいましたので、それ以外の15作品を選定対象とさせて頂きました。『シレンズ・コール』をまた観る機会がありましたら、必ず観させて頂きます。

  なお、上記の6つの部門は、東京国際映画祭アワードが授賞式にて発表される前に、Twitterにて発表させて頂きました。

 

 

 そして、東京国際映画祭アワードと、事前に行ったシネマ感覚思考的アワードどちらも受賞しなかったけれども、注目して欲しい作品にシネマ感覚思考的"特別賞"を贈ろうと思います。それは!

 

 

"特別賞"

『テルアビブ・オン・ファイア』!!!!

(Tel Aviv on Fire)

 

映画感想:『テルアビブ・オン・ファイア』 - シネマ感覚思考

 

 

 

 

 

 

総評



  コンペティション部門の作品全てを観るのはなかなか大変でしたが、非常に面白い経験となりました。普段であれば中々足を運ばないであろう作品を観ることができ、それぞれの国に思いを巡らす事ができました。良い意味でも、悪い意味でも。
  中でも、3部門受賞とさせて頂いた『堕ちた希望』は、シネマ感覚思考的オールタイムベストの一本となりました。観ることが出来て本当に良かったです。最初にシネマ感覚思考的アワードに挙げた4本は、どれも見事な作品でした。出品作品で、他にも良い作品はあったのですが、特に、寓意が読み取れ、普遍的なメッセージを観客に伝える作品だという事が、主な選定理由かと思います。

 

 

  今回の出品作品の傾向として、最後に驚きのある展開が多かったように思います。最後の最後のこれのためにこの作品は作られたというような。『氷の季節』『ヒストリー・レッスン』なんかが典型ですかね。
  あとは、毎年の傾向として、静かめな、比較的セリフの少ない作品が多い印象です。これは、東京国際映画祭がアート作品を作る作家を応援する場であるためだと思いますが、睡眠と体調を万全にしておかないとなかなか厳しいというのも事実です。

 

 

  昨年の#Me too運動があり、どのようなラインナップになるのかと思っていたんですが、蓋を開けてみると、#Me too運動に対する応答はあまり感じられませんでした。
出品作品16本に対して、女性監督作品1本、クレジット上の女性主人公作品は5本であり、主体的な女性が出演して女性同士が恋愛や男性以外の話をする作品数は一桁前半以下ではないでしょうか。
  テーマ的にも#Me too運動に呼応できるのは『堕ちた希望』がぎりぎりだと思います。そのテーマに則ると、これを選ぶの?と首を傾げたくなる作品もちらほらあります。映画界のみならず、現代において、かなり画期的なムーブメントのはずなのに、応答がみられないのはどうかと思いますよ。他部門のワールドフォーカスなどでは、応答作品があったようではありますが。

 

 

  また、こちらも世界的な潮流として挙げられるLGBTの描き方に関してですが、ストレートではない人物が出てくる作品が2本あり、順当ではあったかと思います。一本は実はそういうテーマでしたという作品と、もう一本は当たり前のように作品内に登場するという描き方で、現在っぽい描き方だったなとは思います。語弊があるかもしれず難しいのですが、結果的にバイセクシャルのように二本とも描かれていたのも現在っぽいなとは思いました。

 

 

 

東京国際映画祭アワードとの比較

 

東京国際映画祭アワードの受賞結果は、以下でした。
「東京グランプリ」『アマンダ(原題)』
「審査員特別賞」『氷の季節』
「最優秀監督賞」『堕ちた希望』
「最優秀女優賞」『堕ちた希望』
「最優秀男優賞」『氷の季節』
「最優秀芸術貢献賞」『ホワイト・クロウ(原題)』
「最優秀脚本賞」『アマンダ(原題)』
「観客賞」『半世界』


  比較すると、こちらでは無冠だった『アマンダ(原題)』が「東京グランプリ」と「最優秀脚本賞」を受賞しました。『アマンダ(原題)』を無冠にしたのは、一定の意義がある作品ではあるものの、テロに対する応答の不足感があったという事が理由となっています。詳しくは感想記事に書きました。

映画感想:『アマンダ(原題)』

  『大いなる闇の日々』があちらで無冠なのは割と意外でした。また、『テルアビブ・オン・ファイア』なども受賞の可能性があるかなと思っていたんですが。観客賞の『半世界』に関しては、稲垣さんパワーがやはり強かったのかなと思っています。良いところもあるとは思うのですが。

 

  シネマ感覚思考的アワードでは、女優賞/男優賞の区分けは用いません。どの程度意味があるのか、映画祭でアワードを開く皆様方、お考えくださいませ。

 

 

 

 

  これまで東京国際映画祭アワードで受賞した作品が、日本公開されないとか多々あるのが残念なところです。ですが、是非とも『堕ちた希望』は劇場公開して欲しいです。もう2、3回は劇場に行くつもりの観客がここにいますよ。ぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

 

  そして最後に、『シレンズ・コール』に関しては、こちらの不手際で正当に評価する事が難しいため選定からはずしてしまい、本当に申し訳なく思っています。ただ、恐れながら申し上げますと、面白い作品ではあったのですが、恐らく全編観れていてもシネマ感覚思考的アワードに変更はなかったかと思っています。

 

 

  以下、コンペティション部門作品の感想記事へのリンクです。
  まだ未完成ではございますが、何卒この"シネマ感覚思考"をよろしくお願い致します。

 

リンク:コンペティション部門出品作品の感想記事

 

映画感想:『堕ちた希望』

 

映画感想:『ホワイト・クロウ  伝説のダンサー』

↑↑5/10公開

映画感想:『大いなる闇の日々』

映画感想:『氷の季節』

映画感想:『テルアビブ・オン・ファイア』

映画感想:『愛がなんだ』

↑↑4/19公開

 

映画感想:『翳りゆく父』

映画感想:『アマンダと僕』

↑↑6月公開

映画感想:『ヒストリー・レッスン』

映画感想:『ザ・リバー』

映画感想:『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』

映画感想:『半世界』

映画感想:『ブラ物語』

映画感想:『三人の夫』

 

映画感想:『詩人』

 

 

 


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