シネマ感覚思考 / cinema-feel-think

1つの記事内に基本、映画紹介パートと、ネタバレありパートに分けて記載しています。お見知り置きくださいませ。



サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)2019アワード

アメリカのテキサスにて、3/8〜3/17に、映画・音楽・ITの祭典、サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)が開かれました。SXSWでは、映画作品のコンペティション部門があります。その結果と受賞作品を書き綴りましたので、以下からどうぞ。 YouTubeかVimeoにて作…

映画感想:『ブラック・クランズマン』&"偏見"に纏わる論

Do the Right Thing. 『ブラック・クランズマン』 原題:BlacKkKlansman あらすじ アメリカ合衆国を二分した南北戦争時に、奴隷制を掲げ、アメリカ連合国を名乗った南部地域。その地で、白人こそ至上という考えのもと、人種差別を行う団体"KKK"が生まれ、未だ…

2019年の国際映画祭・アワードまとめ

2019年に開催された世界各地の国際映画祭、授賞アワードの結果をシネマ感覚思考なりに、一覧にしてまとめていきたいと思います。更新は、随時シネマ感覚思考 (@cinemafeelthink) on Twitterにて、お知らせしていきます。参考になれば幸いです。 それでは、以…

映画感想:『スパイダーマン: スパイダーバース』

You can be a Spidey too. 『スパイダーマン: スパイダーバース』原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse あらすじ ここは、スパイダーマンがいる世界。マイルス・モラレスは、ひとり、生まれた地区を離れて、寮制の中学へ通っている。育ちの違いを感じ、学…

映画感想:『アクアマン』

『アクアマン』 原題:Aquaman あらすじ 人類未踏の領域、深海。そこにはアトランティスがあるんだよ! ーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 盛り盛り盛りな内容、ベタベタベタな展開でやってくれましたアクアマン!最初観ていて、色んな意味でつらい展…

About cinema-feel-think

Cinema-feel-think's article is 2 patterns.1st is "film critique" , 2nd is "film impression" , 3rd is "essay concerning film" . About "film critique" :After I see a movie more than once, I write individual interpretation and analysis about …

第91回アカデミー賞(2019)

アカデミー賞の授賞式が、日本時間の2月25日に行われました。 アカデミー賞について書き綴りましたので、以下からどうぞ。日本での公開日順に並べた作品リストも載せています。 アカデミー賞とは アカデミー賞2019作品リスト 「作品賞」 「監督賞」 「外国語…

第72回 英国アカデミー賞(2019)

イギリスにおけるアカデミー賞、BAFTAの授賞式が2月10日(日本時間)に行われました。BAFTAノミネート作品と受賞作品を書き綴りましたので、以下からどうぞ。日本での公開日順に並べた作品リストも載せています。 英国アカデミー(BAFTA)賞とは 英国アカデミー…

第76回ゴールデン・グローブ賞(2019)

日本時間の1月7日に、アカデミー賞の前哨戦とも言われる、ゴールデン・グローブ賞の受賞式が行われました。ノミネート作品と、受賞作品を書き綴りましたので、以下からどうぞ。日本での公開日順に並べた作品リストも載せています。 ゴールデン・グローブ賞と…

シネマ感覚思考的2018年ベスト10本

2018年が終わりを迎えるという事で、シネマ感覚思考的、今年の映画ベスト10本を書き綴りたいと思います! 今年劇場で観た映画は、100本越えで、DVDなどを合わせると140本ほどでしょうか。今年は恐らく人生で最多の本数を映画館で観ました。 それで思ったこと…

映画感想:『シレンズ・コール』

逃げるためには 『シレンズ・コール』 英題:Siren's Call 原題:Son Çıkış あらすじ 新しいイスタンブールへようこそ。 カオスと偽善を生む出す巨大なコンクリートジャングルで、住民は我慢の限界。タフシンはこの街での生き方に息が詰まりそうになっている疲…

映画感想:『詩人』

前時代的 『詩人』英題:The Poet原題:诗人 あらすじ 場所は中国、1980年代〜1990年代初頭の炭鉱。社会主義体制下で炭鉱で働きながら詩を書くリー・ウーと工場で働きながらリー・ウーを想って世話するフイの夫婦。リー・ウーは文芸誌に詩が掲載されたことで、…

映画感想:『三人の夫』

400元 『三人の夫』英題:Three Husband 原題:三夫 あらすじ 香港、発展の象徴のような摩天楼が見える川上の舟で1人の女性、ムイが売春をしている。買春をする通称メガネ。他の客にムイを買われたくないメガネは、ムイに売春させていた父親に金を渡し、結婚を…

映画感想:『ブラ物語』

こんなロケーション見たことない! 『ブラ物語』 原題:The Bra あらすじ 街なかにレールが敷いてある、とある街。家の敷地を出ると目の前はもう線路で、そこが生活する場にもなっている。そのため、主人公が運転する列車が通ると、街の住人はてんやわんや。…

映画感想:『半世界』

関心を持たないから 『半世界』 あらすじ 自衛隊を退職して、瑛介は久しぶりに地元へ帰ってきた。地元で家業を継いだ2人の友人、絋と光彦に再会するも、瑛介はそのまま家に引きこもってしまう。そんな瑛介を見かねた絋は、自分の仕事を半ば無理やり手伝わせ…

映画感想:『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』

冷戦ってSF? 『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』 英題:His Master’s Voice 原題:Az Úr hangja あらすじ ペーテルは恋人と共にハンガリーからアメリカへやって来た。恋人は学会での発表が目的、ペーテルは"信じるか信じないか、あなた次第"的な番組の制作者へ会…

映画感想:『ザ・リバー』

川は望みを叶えてくれるって 『ザ・リバー』 英題:The River 原題:Ozen あらすじ 外界から離れ、砂漠に囲まれて暮らすある一家。その長男アスランは、下の4人の弟の世話を父権的な父親に任されている。無邪気に兄弟で遊ぶ姿は微笑ましいが、一方で父親から課…

映画感想:『ヒストリー・レッスン』

音楽かけていい? 『ヒストリー・レッスン』 英題:History Lessons 原題:Clases de Historia あらすじ 定年を迎え、なお高校で働く教師のヴェロニカ。夫のいる家で生徒の丸つけをしたり、子どもが孫を連れて遊びに来たりする日々を過ごす。日々を過ごすも、…

映画感想:『翳りゆく父』

ギィィィィ、、 『翳りゆく父』英題:The Father's Shadow原題:A Sombra Do Pai あらすじ ダルヴァは父ジョルジュの様子を気にかけている。母が死んでからというもの、ジョルジュの様子が変わった。何かが違う。多感なダルヴァにとって、おまじないや呪術は現…

映画感想:『アマンダと僕』

「Elvis has Left the building」? 『アマンダと僕』 原題:Amanda 東京国際映画祭題:『アマンダ(原題)』 あらすじ 樹木の手入れやアパート管理で暮らすダヴィッドは、シングルマザーの姉サンドリーヌから子どものアマンダの世話をよく頼まれる。良い距離感…

映画感想:『愛がなんだ』

『愛がなんだ』 英題:Just Only Love あらすじ テルコは未だにマモルの恋人ではない。5ヶ月前に出会って以来、マモルはほぼ毎週、金曜日にテルコを呼び出して飲みに誘う。だから、テルコはマモルのためにスケジュールを空けておく。約束してなくても。マモル…

映画感想:『テルアビブ・オン・ファイア』

〜パレスチナ問題にフムスを添えて〜 『テルアビブ・オン・ファイア』 英題:Tel Aviv on Fire あらすじ アラブ人のサラムは叔父を頼って、パレスチナ・イスラエル共に人気のTVドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の脚本の仕事を手に入れた。しかし、書けな…

映画感想:『女王陛下のお気に入り』

『女王陛下のお気に入り』 原題:The Favourite あらすじ 18世紀初頭のイングランドは、アン女王の治世だった。国を治めるためにやらなければいけない業務は山盛りだが、アン女王は痛風が痛い。おかし好きだし、ウサギは可愛い。そんなアン女王を支えるのは、…

映画感想:『ROMA/ローマ』

君たちはどう育っていくのだろう 『ROMA/ローマ』 原題:ROMA あらすじ 1970年代、メキシコのローマ地区にある家で、住み込みメイドとして働くクレオ。家の雑務をこなしながら、時には同僚と遊びに出かけ、Wデートを楽しんだりしている。雇用主である夫婦の末…

ブログOPEN記念第2弾!! ヴェネツィア国際映画祭2018「金獅子賞」&「銀獅子賞」受賞作品感想!!

シネマ感覚思考と申します。このブログは映画に纏わる事を書き綴るブログです。 先日開催された、第31回東京国際映画祭コンペティション部門の特集に引き続き、↓↓ ブログOPEN記念!! シネマ感覚思考的、第31回東京国際映画祭コンペティション部門アワード発…

映画感想:『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』

全ては踊るために 『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』 原題:The White Crow 東京国際映画祭:『ホワイト・クロウ(原題)』 あらすじ 1938年、ソビエト連邦領内の汽車の中でヌレエフは産声をあげた。バレエへの志を持つも順風満帆とはいかなかった。問題児…

映画感想:『氷の季節』

全て、あんたの望んだ通りか 『氷の季節』英題:Before the Frost 原題:Før frosten あらすじ デンマークの貧しい農村地帯。イェンスを家長とする4人の一家では、日々の食糧がぎりぎりとなり、冬以降の生活の目処が立たなくなった。大地主として、教会では上…

映画感想:『大いなる闇の日々』

ここでのルールを教えてやるよ 『大いなる闇の日々』 英題:The Great Darkned Days』 あらすじ チャップリンの物真似大会で優勝した後、親戚の家へ向かおうとするフィリップ。大会終わりで公共シャワーを浴びていると、突然若者たちが近寄って来た。「ここで…

映画感想:『堕ちた希望』

『堕ちた希望』 英題:The Vice of Hope あらすじ 川沿いの年季の入った家で暮らすマリアは、いつものように知った顔の3人に食事を手渡し、ボートに乗せる仕事をしようとするが、その中の1人、ファティマが見当たらない。どうやら逃げ出したようだ。クビをか…

ブログOPEN記念!!! シネマ感覚思考的、第31回東京国際映画祭コンペティション部門アワード発表!!

シネマ感覚思考と申します。 このブログは映画に纏わる事を書き綴るブログです。 OPEN記念としまして、 先日開催された、第31回東京国際映画祭コンペティション部門の作品から、 シネマ感覚思考が選定したアワードを発表したいと思います!!!!! シネマ感…